今日のキーワード「thirtysomething」(30代) - 「フェデラー、敗退を逃れる」 | テニス | 全米オープン
こんにちは。
テニス英語ニュース「Around the Court」です。
全米オープン4日目、日本人選手は明暗が分かれました。
奈良選手と大坂選手が2回戦を突破し、3回戦に進出しています。特に奈良選手は、第8シード・世界8位のクズネツォワ選手に勝つ金星を上げました。このまま勢いに乗って3回戦を突破し、大坂選手とともに初のセカンドウィークを目指して欲しいです。
一方、女子では尾崎選手、日比野選手、男子では杉田選手、ダニエル選手が、残念ながら2回戦で敗退しています。ですが、グランドスラム初勝利や全米オープン初勝利など、成果の大きい大会だったはずです。
まだアジア・ヨーロッパのハードコート大会が残っているので、さらに大きな結果を目指して頑張って欲しいです。
大会全体を見直すと、ベスト32が出揃いました。男子では14人(ほぼ半数)、女子では17人(半数以上)がシードダウンしています。「Wide Open」(誰にでもチャンスがある)と言われていましたが、まさにその通りの状況になっています。
1、2回戦の戦いぶりを見る限りは、BIG2といえども安泰ではないという感想を持ちました。
BIG2の一人、フェデラー選手が2回戦で「らしくない」試合をしています。
今日はそのニュースを取り上げます。
テニス英語ニュース「Around the Court」です。
全米オープン4日目、日本人選手は明暗が分かれました。
奈良選手と大坂選手が2回戦を突破し、3回戦に進出しています。特に奈良選手は、第8シード・世界8位のクズネツォワ選手に勝つ金星を上げました。このまま勢いに乗って3回戦を突破し、大坂選手とともに初のセカンドウィークを目指して欲しいです。
一方、女子では尾崎選手、日比野選手、男子では杉田選手、ダニエル選手が、残念ながら2回戦で敗退しています。ですが、グランドスラム初勝利や全米オープン初勝利など、成果の大きい大会だったはずです。
まだアジア・ヨーロッパのハードコート大会が残っているので、さらに大きな結果を目指して頑張って欲しいです。
大会全体を見直すと、ベスト32が出揃いました。男子では14人(ほぼ半数)、女子では17人(半数以上)がシードダウンしています。「Wide Open」(誰にでもチャンスがある)と言われていましたが、まさにその通りの状況になっています。
1、2回戦の戦いぶりを見る限りは、BIG2といえども安泰ではないという感想を持ちました。
BIG2の一人、フェデラー選手が2回戦で「らしくない」試合をしています。
今日はそのニュースを取り上げます。
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1.今日のキーワード
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【thirtysomething 30代】
今日のキーワードは「thirtysomething」です。
「thirtysomething」は「30代」のことです。
ある人の年齢が35歳か36歳なのか、正確な数字が分からないとき、
あるいは厳密な数字を言う必要がないとき、「thirtysomething」という表現を使います。
同様に「20代」、「40代」、「50代」のことは、
それぞれ「twentysomething」、「fortysomething」、「fiftysomething」と言います。
この「... something」は年齢のほかに、名前にも使えます。
ファーストネーム(名)だけは覚えているけど、ラストネーム(姓)が思い出せないときに、
「Roger something」のような形で使うことができます。
「ロジャーなんとか、って言う強いテニス選手いるよね?」という感じの文脈で使えます。
「thirtysomething」は「30代」のことです。
ある人の年齢が35歳か36歳なのか、正確な数字が分からないとき、
あるいは厳密な数字を言う必要がないとき、「thirtysomething」という表現を使います。
同様に「20代」、「40代」、「50代」のことは、
それぞれ「twentysomething」、「fortysomething」、「fiftysomething」と言います。
この「... something」は年齢のほかに、名前にも使えます。
ファーストネーム(名)だけは覚えているけど、ラストネーム(姓)が思い出せないときに、
「Roger something」のような形で使うことができます。
「ロジャーなんとか、って言う強いテニス選手いるよね?」という感じの文脈で使えます。
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2.ボキャブラリー
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・Roger Federer : ロジャー・フェデラー。スイス国籍。36歳。右利き、片手バックハンド。グランドスラム優勝19回、マスターズ優勝26回、ツアー優勝93回。現在3位 (最高1位)。
・Mikhail Youzhny : ミカエル・ユーズニー。ロシア国籍。35歳。右利き、片手バックハンド。ツアー優勝10回。現在101位 (最高8位)。
・romp : 楽勝。
・balky : 期待通りに動作しない。
・Feliciano Lopez : フェリシアーノ・ロペス。スペイン国籍。35歳。左利き、片手バックハンド。ツアー優勝6回。現在35位 (最高12位)。
上記フレーズに関する知識があると、原文をより深く理解できます。
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3.原文
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【Day 4 Recap: Great escapes for Federer】
(前略)
Match of the Day (Men)
Roger Federer had played in 16 US Opens prior to this one, and never, not once, had he ever played two five-setters in the same New York fortnight. On Thursday, he played his second in two matches, coming back from a set down to outlast familiar foe Mikhail Youzhny, 6-1, 6-7, 4-6, 6-4, 6-2, his 17th victory in 17 attempts – over 17 years – against his fellow thirtysomething. All this from a man who recently completed a romp through Wimbledon in which he won all 20 sets he contested.
(後略)
(引用元 US Open:http://www.usopen.org/en_US/news/articles/2017-08-31/2017-08-31_day_4_recap_great_escapes_for_federer_pliskova.html)
※ 全文は引用元をご参照ください。
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4.日本語訳
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【4日目まとめ:フェデラー、敗退を逃れる】
"Match of the Day" (今日のベストゲーム)
今大会に入る前、ロジャー・フェデラーは全米オープンを16大会戦っている。これまでの大会では一度も、5セットを2試合戦ったことがなかった。木曜日、今大会の2試合目で2回目の5セットを戦った。1セットダウンを挽回し、顔なじみの対戦相手ミカエル・ユーズニーを6-1、6-7、4-6、6-4、6-2で下した。30代の仲間に対して、17年間で17試合目を戦い、17勝目を上げた。フェデラーはつい先日、ウィンブルドンで完全優勝を果たしている。7試合で20セットを戦い、すべてものにしている。
キャリアを通して、実績、プレースタイル、人間的な魅力が、大きく取り上げられてきた。そのため、フェデラーが持つ意思の力は見過ごされてきた。背中のケガにより、体の自由が利かないかもしれない。またフォアハンドの精度が、少し落ちているかもしれない。だがフェデラーは、3回戦進出の突破口を見い出した。3回戦では再びベテラン選手の挑戦を受けることになっている。左利きのフェリシアーノ・ロペスと対戦する。
全米オープンで5回優勝している王者フェデラーに、よい知らせがある。ロペスとの通算対戦成績は12勝無敗である。今まで一度も5セットにもつれたことがない。
今大会に入る前、ロジャー・フェデラーは全米オープンを16大会戦っている。これまでの大会では一度も、5セットを2試合戦ったことがなかった。木曜日、今大会の2試合目で2回目の5セットを戦った。1セットダウンを挽回し、顔なじみの対戦相手ミカエル・ユーズニーを6-1、6-7、4-6、6-4、6-2で下した。30代の仲間に対して、17年間で17試合目を戦い、17勝目を上げた。フェデラーはつい先日、ウィンブルドンで完全優勝を果たしている。7試合で20セットを戦い、すべてものにしている。
キャリアを通して、実績、プレースタイル、人間的な魅力が、大きく取り上げられてきた。そのため、フェデラーが持つ意思の力は見過ごされてきた。背中のケガにより、体の自由が利かないかもしれない。またフォアハンドの精度が、少し落ちているかもしれない。だがフェデラーは、3回戦進出の突破口を見い出した。3回戦では再びベテラン選手の挑戦を受けることになっている。左利きのフェリシアーノ・ロペスと対戦する。
全米オープンで5回優勝している王者フェデラーに、よい知らせがある。ロペスとの通算対戦成績は12勝無敗である。今まで一度も5セットにもつれたことがない。
(Translated by tennisshiro)
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5.関連動画
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Highlight Roger Federer vs Mikhail Youzhny Us Open 2017 R2 SET2
(動画:US Open 2017)
全米オープン2回戦、フェデラーvsユーズニーの第2セットのハイライト動画。
第1セットを6-1で簡単に取ったフェデラー。
第2セットも第8ゲームまでは、完全にフェデラーのペース。(スコア 5-3)
このままフェデラーが完勝するだろう、という雰囲気が漂い始めます。
しかし第9ゲームからフェデラーのミスが増え、流れが変わるところが見どころです。
第1セットを6-1で簡単に取ったフェデラー。
第2セットも第8ゲームまでは、完全にフェデラーのペース。(スコア 5-3)
このままフェデラーが完勝するだろう、という雰囲気が漂い始めます。
しかし第9ゲームからフェデラーのミスが増え、流れが変わるところが見どころです。
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6.その他のニュース
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【Nadal shakes off slow start, accelerates past Daniel】
【Champions, title contenders headline Day 5 schedule】
【Nara ousts Kuznetsova in three sets】
【Vandeweghe dispatches Jabeur under the lights】
【Keys locks down spot in third round】
【Monfils digs deep for five-set win】
【Radwanska moves on in straight sets】
【No pain, no gain: Goffin moves on through injury】
【Thiem ouduels American Fritz】
【Federer holds off Youzhny in five-set thriller】
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7.編集後記
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今年「テニスの殿堂」(International Tennis Hall of Fame)にも入った、スティーブ・フリンク(Steve Flink)さんというスポーツ・ジャーナリストがいます。
全米オープンの大会期間中毎日、フリンクさんが各日にちなんだ思い出の試合を選び、その試合に対する思い入れを綴っています。
9月1日の今日(アメリカ東部時間)は、2014年大会の4回戦、錦織vsラオニッチを選んでいます。
「2014年大会で優勝したチリッチはもちろん素晴らしいが、それよりも印象的なのが錦織だった。
「4回戦のラオニッチ、準々決勝のワウリンカ、準決勝のジョコビッチとの試合を勝ち抜いた錦織は、大きな称賛を受けるべきだ。
「その中でも、ラオニッチとの試合は群を抜いている。錦織とラオニッチは、アガシとサンプラスを思い出させる・・・(つづく)
・・・という感じのエッセイが書かれています。(私の要約がかなり下手です・・・)
テニス取材歴40年以上のベテラン・ジャーナリストから見ても、2014年大会の錦織選手の活躍は、印象的で衝撃的だったことが伝わって来ます。
またケガにより今大会を欠場している、錦織選手とラオニッチ選手に対する思いやりが感じらて、私はとても感動しました。
テニスが好きな方であれば、ぜひ一読されることをおすすめします。
On This Day in US Open History: Sept. 1, 2014
※1 本文の訳が終わった後、「その他のニュース」を整理しているとき、この記事に気付きました。本文で取り上げられず、申し訳ありません。
※2 某海外記事紹介メディアの方が、ごくごくまれにですが、私が見つけたネタを盗用することがあります。その点はご了承ください。
今日(9/2)、Yah〇〇!ニュースに
「テニスの殿堂入り記者が絶賛!錦織圭キャリア最高の試合」
という感じのタイトルが踊っていたら、先方側の盗用ですのでご注意ください。
【盗用された事例】
(私の記事) https://ardthect.blogspot.jp/2017/08/showboating.html (タイムスタンプ 8/11 0:13)
(先方側の記事) https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170811-00010004-theanswer-spo (タイムスタンプ 8/11 13:57)
全米オープンの大会期間中毎日、フリンクさんが各日にちなんだ思い出の試合を選び、その試合に対する思い入れを綴っています。
9月1日の今日(アメリカ東部時間)は、2014年大会の4回戦、錦織vsラオニッチを選んでいます。
「2014年大会で優勝したチリッチはもちろん素晴らしいが、それよりも印象的なのが錦織だった。
「4回戦のラオニッチ、準々決勝のワウリンカ、準決勝のジョコビッチとの試合を勝ち抜いた錦織は、大きな称賛を受けるべきだ。
「その中でも、ラオニッチとの試合は群を抜いている。錦織とラオニッチは、アガシとサンプラスを思い出させる・・・(つづく)
・・・という感じのエッセイが書かれています。(私の要約がかなり下手です・・・)
テニス取材歴40年以上のベテラン・ジャーナリストから見ても、2014年大会の錦織選手の活躍は、印象的で衝撃的だったことが伝わって来ます。
またケガにより今大会を欠場している、錦織選手とラオニッチ選手に対する思いやりが感じらて、私はとても感動しました。
テニスが好きな方であれば、ぜひ一読されることをおすすめします。
On This Day in US Open History: Sept. 1, 2014
※1 本文の訳が終わった後、「その他のニュース」を整理しているとき、この記事に気付きました。本文で取り上げられず、申し訳ありません。
※2 某海外記事紹介メディアの方が、ごくごくまれにですが、私が見つけたネタを盗用することがあります。その点はご了承ください。
今日(9/2)、Yah〇〇!ニュースに
「テニスの殿堂入り記者が絶賛!錦織圭キャリア最高の試合」
という感じのタイトルが踊っていたら、先方側の盗用ですのでご注意ください。
【盗用された事例】
(私の記事) https://ardthect.blogspot.jp/2017/08/showboating.html (タイムスタンプ 8/11 0:13)
(先方側の記事) https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170811-00010004-theanswer-spo (タイムスタンプ 8/11 13:57)
(了)
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