今日のキーワード「in stages」(徐々に) - 「羽アリがウィンブルドン襲撃」 | テニス | ウィンブルドン
こんにちは。tennisshiroです。
ウィンブルドン3日目、2回戦に入りました。
男子はマレー選手、ナダル選手、チリッチ選手、ツォンガ選手らのシード選手が順当に勝ち上がっています。
日本の錦織選手も苦戦しましたが、第4セットのタイブレークをきっちり取り切って、3回戦に進出しています。
女子では6試合でシードダウンが起きています。
優勝候補に挙げられていた第11シードのクビトバ選手が、呼吸困難の影響もあり、95位のブレングル選手に敗れています。
また大坂選手が第22シードのストリコバを倒し、3回戦進出を決めています。これで大坂選手はグランドスラム4大会すべてで3回戦進出となりました。セカンドウィークまであと1歩のところまで来ています。
ウィンブルドンは天候(特に雨)の影響を受けやすい大会と言われています。
ですが、昨日は天候ではないものが試合の進行を妨げました。
今日はそのニュースを取り上げます。
ウィンブルドン3日目、2回戦に入りました。
男子はマレー選手、ナダル選手、チリッチ選手、ツォンガ選手らのシード選手が順当に勝ち上がっています。
日本の錦織選手も苦戦しましたが、第4セットのタイブレークをきっちり取り切って、3回戦に進出しています。
女子では6試合でシードダウンが起きています。
優勝候補に挙げられていた第11シードのクビトバ選手が、呼吸困難の影響もあり、95位のブレングル選手に敗れています。
また大坂選手が第22シードのストリコバを倒し、3回戦進出を決めています。これで大坂選手はグランドスラム4大会すべてで3回戦進出となりました。セカンドウィークまであと1歩のところまで来ています。
ウィンブルドンは天候(特に雨)の影響を受けやすい大会と言われています。
ですが、昨日は天候ではないものが試合の進行を妨げました。
今日はそのニュースを取り上げます。
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1.今日のキーワード
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【in stages 徐々に】
今日のキーワードは「in stages」です。
名詞「stage」は「段階」という意味で使われています。
「in ... stage」や「in a stage of ...」の形で「...の段階において」という意味を表します。
例えば「in an early stage」(初期段階で)、「in a stage of development」(開発段階で)のように使われます。
「stage」が複数形「stages」になっているので、
「in stages」は「複数の段階を踏んで」つまり「段階的に」、「徐々に」という意味になります。
名詞「stage」は「段階」という意味で使われています。
「in ... stage」や「in a stage of ...」の形で「...の段階において」という意味を表します。
例えば「in an early stage」(初期段階で)、「in a stage of development」(開発段階で)のように使われます。
「stage」が複数形「stages」になっているので、
「in stages」は「複数の段階を踏んで」つまり「段階的に」、「徐々に」という意味になります。
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2.ボキャブラリー
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・Wimbledon : ウィンブルドン。テニス4大大会であるグランドスラムの一つ。グラスコート。開催地はイギリス・マートン・ロンドン特別区ウィンブルドン。
・All England Club : オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ。ウィンブルドンの会場。
・swarm : 群れで動く、大群になる。
・Sam Querrey : サム・クエリー。アメリカ国籍。29歳。右利き、両手バックハンド。ツアー優勝9回。現在28位 (最高17位)。
・Royal Society of Biology : 英国王立生物学会。
・Jo-Wilfried Tsonga : ジョー=ウィルフリード・ツォンガ。フランス国籍。32歳。右利き、両手バックハンド。マスターズ優勝2回、ツアー優勝15回。現在10位 (最高5位)。
・US Open : 全米オープン。テニス4大大会であるグランドスラムの一つ。ハードコート。開催地はアメリカ・ニューヨーク。
・quip : 気の利いた言葉を言う、皮肉を言う。
・Johanna Konta : ジョアンナ・コンタ。イギリス国籍。26歳。右利き、両手バックハンド。ツアー優勝3回。現在7位 (最高6位)。
・Aljaz Bedene : アリアス・ベデネ。イギリス国籍。27歳。右利き、両手バックハンド。ツアー優勝なし。現在58位 (最高45位)。
・shrug off : 無視する、軽くあしらう。
上記フレーズに関する知識があると、原文をより深く理解できます。
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3.原文
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【Flying ants invade Wimbledon, disrupt play】
Large numbers of flying ants invaded the All England Club on Wednesday, distracting and irritating players and fans.
Known as "Flying Ant Day," this is the time of year when ants leave their colonies to mate. Historically, the ants swarm during late July or early August, but given the recent hot temperatures, the movement started earlier than expected.
American Sam Querrey was among those plagued Wednesday.
"Never seen that before," Querrey, a four-set winner against Georgian Nikoloz Basilashvili said afterward. "Luckily, it was 30 or 45 minutes. I don't know what it was, but they seemed to kind of go away after a while. If it got much worse, I almost wanted to stop because they were hitting you in the face when you were trying to hit balls. All over the place."
According to the Royal Society of Biology, a single nest can have up to 15,000 ants.
"That was strange," Jo-Wilfried Tsonga said. The Frenchman, who also moved on to the third round of Wimbledon, added he has seen something similar at the US Open, but this was more severe.
"It was in my nose and in my ear," he quipped.
Great Britain's Johanna Konta, who won a 3-hour, 10-minute marathon Wednesday, later joked she might have even swallowed some ants.
"It was interesting," Konta said. "It kind of went in stages. At one point there was a lot, and then actually towards the end of the match, I don't think there were that many. But I definitely have taken home a few both in my belly and in my bags."
Fellow Brit Aljaz Bedene was also bothered by these flying creatures.
"When you are playing a point, you only see the ball," Bedene said. "But after the point, yeah, they were just flying around. Hopefully that was just today and they will be gone by Friday."
If not, it might just be a case of tough luck for everyone on the grounds.
"I brought it up to the umpire," Querrey said. "He kind of laughed -- the flowers, the bugs, they're happy. Something like that. I don't know what he said. He kind of shrugged it off. Like, these are just bugs; we're going to play through it."
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4.日本語訳
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【羽アリがウィンブルドン襲撃】
水曜日、大量の羽アリがオール・イングランド・クラブを襲った。選手や観客は羽アリに混乱し、イライラを募らせた。
羽アリが巣から出て、繁殖活動をする時期は、「Flying Ant Day」(羽アリ飛来日)として知られている。気象観測史的に、羽アリは7月後半から8月初めにかけて、群れで行動する。しかし、最近の暑さにより、その行動が例年より早まっている。
サム・クエリーも羽アリに苦しんだ選手の一人である。
「このような状況は初めてだ。幸運なことに30、40分くらいで終わった。何が起きたのかわからない。しばらくすると、羽アリが過ぎ去ったようだ。あれ以上ひどくなっていたら、試合を中断したいくらいだった。ボールを打つとき、羽アリが顔にぶつかって来た。コートのあらゆる場所に羽アリがいた」とクエリーは語った。
英国王立生物学会によると、1つの巣に15,000匹の羽アリがいるそうだ。
「奇妙な状況だった」とジョー=ウィルフリード・ツォンガは語った。彼は似た状況を全米オープンで経験したことがある。だが今回の方がひどいそうだ。
「鼻や耳の中に入って来た」とツォンガは皮肉を込めて言った。
ジョアンナ・コンタは、3時間10分のロングマッチに勝った後、羽アリを飲み込んだかもしれない、と冗談を言った。
「面白い状況だった。徐々に過ぎ去ったような感じ。羽アリが多い時間帯もあったけど、試合後半になるにつれて、減っていった。それでも、2、3匹食べたし、バッグの中にもいるはずよ」とコンタは語った。
アリアス・ベデネも、羽アリに悩まされた。
「ポイント中はボールだけを見ている。でもポイント間に、羽アリが飛び回るのが見えた。今日だけでこのような状況が終わり、金曜日までに羽アリが去っていることを期待する」とベデネは語った。
もしそうでなければ、コート上の全選手にとって不運な事態になるかもしれない。
「僕は審判にも掛け合った。彼は笑っていた。花が咲き、虫が飛ぶ、幸せな光景だ。正確には覚えていないが、そんなことを言っていた。審判に軽くあしらわれた。単なる虫だ、試合は続けられる、という感じだった」とクエリーは語った。
羽アリが巣から出て、繁殖活動をする時期は、「Flying Ant Day」(羽アリ飛来日)として知られている。気象観測史的に、羽アリは7月後半から8月初めにかけて、群れで行動する。しかし、最近の暑さにより、その行動が例年より早まっている。
サム・クエリーも羽アリに苦しんだ選手の一人である。
「このような状況は初めてだ。幸運なことに30、40分くらいで終わった。何が起きたのかわからない。しばらくすると、羽アリが過ぎ去ったようだ。あれ以上ひどくなっていたら、試合を中断したいくらいだった。ボールを打つとき、羽アリが顔にぶつかって来た。コートのあらゆる場所に羽アリがいた」とクエリーは語った。
英国王立生物学会によると、1つの巣に15,000匹の羽アリがいるそうだ。
「奇妙な状況だった」とジョー=ウィルフリード・ツォンガは語った。彼は似た状況を全米オープンで経験したことがある。だが今回の方がひどいそうだ。
「鼻や耳の中に入って来た」とツォンガは皮肉を込めて言った。
ジョアンナ・コンタは、3時間10分のロングマッチに勝った後、羽アリを飲み込んだかもしれない、と冗談を言った。
「面白い状況だった。徐々に過ぎ去ったような感じ。羽アリが多い時間帯もあったけど、試合後半になるにつれて、減っていった。それでも、2、3匹食べたし、バッグの中にもいるはずよ」とコンタは語った。
アリアス・ベデネも、羽アリに悩まされた。
「ポイント中はボールだけを見ている。でもポイント間に、羽アリが飛び回るのが見えた。今日だけでこのような状況が終わり、金曜日までに羽アリが去っていることを期待する」とベデネは語った。
もしそうでなければ、コート上の全選手にとって不運な事態になるかもしれない。
「僕は審判にも掛け合った。彼は笑っていた。花が咲き、虫が飛ぶ、幸せな光景だ。正確には覚えていないが、そんなことを言っていた。審判に軽くあしらわれた。単なる虫だ、試合は続けられる、という感じだった」とクエリーは語った。
(Translated by tennisshiro)
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5.関連動画
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Wimbledon 2017 - Soundbites of Day Three
(動画:Wimbledon.com)
ウィンブルドン3日目、試合後会見から印象的なコメントをピックアップした動画。
ベデネ選手、ツォンガ選手、コンタ選手が、羽アリについてコメントしています。
どの選手も笑い話にしていますが、試合中は集中を乱されて、大変だったことでしょう。
ベデネ選手、ツォンガ選手、コンタ選手が、羽アリについてコメントしています。
どの選手も笑い話にしていますが、試合中は集中を乱されて、大変だったことでしょう。
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6.その他のニュース
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【Nadal advances, extends Slam set streak to 26】
【Medvedev throws coins at ump chair after loss】
【Murray outguns Brown to make third round】
【Venus rallies into third round; Azarenka wins】
【Konta relishing rise as Britain's newest golden girl】
【Kvitova's comeback hits bump in road】
【Medvedev throws coins at ump chair after loss】
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【Venus rallies into third round; Azarenka wins】
【Konta relishing rise as Britain's newest golden girl】
【Kvitova's comeback hits bump in road】
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7.編集後記
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昨日の羽アリの大量発生は異常でした。テレビの映像からも、羽アリが群れを成して飛び回っているのが見えました。
コンタ選手を除き、この記事で不満を漏らしている選手はみんな、各コート第2試合に試合を組まれていました。第1試合が現地時間11時半に始まるので、13-14時半頃に羽アリが大量発生していたと思われます。
コンタ選手はセンターコート第1試合でしたが、3時間を超えるロングマッチになったため、羽アリの被害にあったようです。
錦織選手もコート1の第1試合でした。ですが、やはり3時間を超える試合だったため、大量の羽アリに遭遇してしまいました。
サーブは止まった状態から打つため、羽アリに取り囲まれやすく、特に影響を受けているように見えました。対戦相手やその他のコンディションもあるので、単純比較はできませんが、錦織選手のダブルフォルトの本数が1回戦の2本から2回戦は8本に増えています。
サーブのフリーポイントでも、サービスエースは見ていて楽しいのですが、ダブルフォルトは観客側からするとしらけてしまいます。選手の技術やメンタルによりダブルフォルトが起きるのは仕方ないのですが、外的要因でそれが増えるのは選手・観客両方にとって利益になりません。
歴史あるオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブの主催大会です。
試合の格調を落とさないためにも、何か対策をして欲しいです。
コンタ選手を除き、この記事で不満を漏らしている選手はみんな、各コート第2試合に試合を組まれていました。第1試合が現地時間11時半に始まるので、13-14時半頃に羽アリが大量発生していたと思われます。
コンタ選手はセンターコート第1試合でしたが、3時間を超えるロングマッチになったため、羽アリの被害にあったようです。
錦織選手もコート1の第1試合でした。ですが、やはり3時間を超える試合だったため、大量の羽アリに遭遇してしまいました。
サーブは止まった状態から打つため、羽アリに取り囲まれやすく、特に影響を受けているように見えました。対戦相手やその他のコンディションもあるので、単純比較はできませんが、錦織選手のダブルフォルトの本数が1回戦の2本から2回戦は8本に増えています。
サーブのフリーポイントでも、サービスエースは見ていて楽しいのですが、ダブルフォルトは観客側からするとしらけてしまいます。選手の技術やメンタルによりダブルフォルトが起きるのは仕方ないのですが、外的要因でそれが増えるのは選手・観客両方にとって利益になりません。
歴史あるオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブの主催大会です。
試合の格調を落とさないためにも、何か対策をして欲しいです。
(了)
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