今日のキーワード「day in day out」(毎日毎日) - 「S.ジョンソン、父の死を乗り越え感動的な勝利」 | テニス | 全仏オープン
こんにちは。tennisshiroです。
全仏オープン4日目、2回戦の試合が行われていますが、特に大きな波乱はありませんでした。
シード選手のジョコビッチ選手、ナダル選手、ティエム選手などが順当に3回戦に勝ち進んでいます。
そんな平穏無事な日でしたが、非常に熱い試合がありました。
今月初めに父親を亡くしたS.ジョンソン選手とチョリッチ選手の1戦です。
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1.今日のキーワード
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【day in day out 毎日毎日】
今日のキーワードは「day in day out」 です。
「day in」が「1日の始まり」つまり「朝」、「day out」が「1日の終わり」つまり「夜」を意味しています。
ですので「day in day out」で「朝から晩まで」、「明けても暮れても」、「毎日毎日」という意味になります。(最終行)
「day in」が「1日の始まり」つまり「朝」、「day out」が「1日の終わり」つまり「夜」を意味しています。
ですので「day in day out」で「朝から晩まで」、「明けても暮れても」、「毎日毎日」という意味になります。(最終行)
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2.ボキャブラリー
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・Steve Johnson : スティーブ・ジョンソン。アメリカ国籍。27歳。右利き、両手バックハンド。ツアー優勝2回。現在26位 (最高21位)。
・Roland Garros : ローラン・ギャロス。全仏オープンの会場。しばしば全仏オープンそのものを指す。
・Tennis Channel : アメリカのテニス専門チャンネル。
・upstairs : 上方、空の上、天国。
・look down on : 見下ろす、見守る。
・Italian Open : BNLイタリア国際。マスターズ1000大会の一つ。クレーコート。開催地はイタリア・ローマ。
・Geneva : ジュネーブ・オープン。ATP250シリーズの大会。クレーコート。開催地はスイス・ジュネーブ。
・Wimbledon : ウィンブルドン。テニス4大大会であるグランドスラムの一つ。芝。開催地はイギリス・マートン・ロンドン特別区ウィンブルドン。
・Dominic Thiem : ドミニク・ティエム。オーストリア国籍。23歳。右利き、片手バックハンド。ツアー優勝8回。現在7位 (最高7位)。
・Paris : パリ。全仏オープンの開催地。
・fray : 興奮、争い、けんか。
・Borna Coric : ボルナ・チョリッチ。クロアチア国籍。20歳。右利き、両手バックハンド。ツアー優勝1回。現在40位 (最高33位)。
・grieve : 深く悲しむ。
上記フレーズに関する知識があると、原文をより深く理解できます。
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3.原文
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【Emotional Steve Johnson wins weeks after father's death】
The American, 27, sank to his knees and cried on court after the four-set second-round win at Roland Garros.
Steve Johnson Sr, a tennis coach who introduced his son to the sport, died at the age of 58 earlier this month.
"I just miss my dad," the world number 26 told Tennis Channel.
"I wish he was following along - I know he is from upstairs - but it's just so emotional, it's hard to describe.
"I just knew he was looking down on me on that last point and gave me the strength to finish it off."
Johnson had pulled out of the Italian Open earlier this month when he received the news of his father's death, returning to action in Geneva last week.
His mother, sister and fiancée all joined him in Switzerland and his father had been due to travel to Wimbledon next month.
Johnson goes on to face Austrian sixth seed Dominic Thiem in the third round in Paris.
"Physically I'm OK, emotionally I'm a mess," he added.
"I just know this is what he always taught me to be - a fighter, be a competitor, day in day out, so that's what I'm going to do. That's the only thing I can do."
In a match that saw tempers fray at both ends, Croatia's Coric repeatedly smashed his racquet into the court after losing the fourth set, having held set points.
"That's quite logical, I think," he said. "I was on the court for four hours. And it's not something which should be my excuse, but I got mad.
"I think everyone gets mad from time to time. Maybe I didn't show it in the right way but I made a mistake, but that's it."
Asked about his grieving opponent's achievement, Coric added: "I think it was super tough definitely.
"All the credit to him that he was able to go through this period and also to play this good."
(引用元 BBC Sport:
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4.日本語訳
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【S.ジョンソン、父の死を乗り越え感動的な勝利】
27歳のスティーブ・ジョンソンは、全仏オープン2回戦を4セットで勝利すると、ひざから崩れ落ち、コート上で号泣した。
スティーブ・ジョンソン・シニアは、息子にテニスを教えたテニスコーチだった。今月初め58歳で逝去した。
「父のことが忘れられない」と世界26位のジョンソンはテニス・チャンネルに語った。
「彼が天国から見ているのはわかっている。でも、彼がこの大会を見に来ていれば、と思う。僕の思いはとても感傷的だし、言葉にするのが難しい」
「最後のポイントでは彼が天国から見守ってくれた。彼が僕に試合を終わらせる力をくれた」
ジョンソンは、今月初めに父の訃報を受け、BNLイタリア国際を棄権したが、先週のジュネーブ・オープンから復帰している。
彼の母、姉妹、婚約者は皆、スイスで彼と行動を共にした。彼の父も来月ウィンブルドンに来る予定だった。
ジョンソンは全仏オープン3回戦で、第6シードのドミニク・ティエムと対戦する。
「体は大丈夫だが、心の整理ができていない」と彼は付け加えた。
「父がいつも僕に教えてくれたのは、毎日毎日戦うこと、そして競うことだった。だから今後も父の教えを実践していく。それが僕にできる唯一のことだ」
試合後、コートの両端で感情の高ぶりが見られた。チョリッチはセットポイントを取り切れず、第4セットを失うと、繰り返しラケットをコートに叩き付けた。
「とても合理的な理由がある。僕は4時間コート上にいた。言い訳にするべきことではないが、僕はキレてしまった」と彼は語った。
「みんなも怒ることが時々あると思う。たぶん僕は誤った形でその感情を出した。僕は過ちを犯した。それだけのことだ」
深い悲しみを抱いているジョンソンの勝利について聞かれたとき、彼は付け加えた。
「とても厳しい状況だったことは間違いない。厳しい時間を乗り越え、素晴らしいプレーをした彼には、心からの称賛しかない」
スティーブ・ジョンソン・シニアは、息子にテニスを教えたテニスコーチだった。今月初め58歳で逝去した。
「父のことが忘れられない」と世界26位のジョンソンはテニス・チャンネルに語った。
「彼が天国から見ているのはわかっている。でも、彼がこの大会を見に来ていれば、と思う。僕の思いはとても感傷的だし、言葉にするのが難しい」
「最後のポイントでは彼が天国から見守ってくれた。彼が僕に試合を終わらせる力をくれた」
ジョンソンは、今月初めに父の訃報を受け、BNLイタリア国際を棄権したが、先週のジュネーブ・オープンから復帰している。
彼の母、姉妹、婚約者は皆、スイスで彼と行動を共にした。彼の父も来月ウィンブルドンに来る予定だった。
ジョンソンは全仏オープン3回戦で、第6シードのドミニク・ティエムと対戦する。
「体は大丈夫だが、心の整理ができていない」と彼は付け加えた。
「父がいつも僕に教えてくれたのは、毎日毎日戦うこと、そして競うことだった。だから今後も父の教えを実践していく。それが僕にできる唯一のことだ」
試合後、コートの両端で感情の高ぶりが見られた。チョリッチはセットポイントを取り切れず、第4セットを失うと、繰り返しラケットをコートに叩き付けた。
「とても合理的な理由がある。僕は4時間コート上にいた。言い訳にするべきことではないが、僕はキレてしまった」と彼は語った。
「みんなも怒ることが時々あると思う。たぶん僕は誤った形でその感情を出した。僕は過ちを犯した。それだけのことだ」
深い悲しみを抱いているジョンソンの勝利について聞かれたとき、彼は付け加えた。
「とても厳しい状況だったことは間違いない。厳しい時間を乗り越え、素晴らしいプレーをした彼には、心からの称賛しかない」
(Translated by tennisshiro)
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5.関連動画
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Steve Johnson def. Borna Coric
Absolutely incredible.— Tennis Channel (@TennisChannel) 2017年5月31日
🇺🇸 @SJohnson_89 def. 🇭🇷 @Borna_Coric - R2 of @RolandGarros
6-2 7-6(8) 3-6 7-6(6)
Steve faces 🇦🇹@ThiemDomi in R3#RG17 pic.twitter.com/28wSNdNAI3
全仏オープン2回戦、S.ジョンソン選手がチョリッチ選手に勝利したシーン。
S.ジョンソン選手は、地面にひざまずき、泣き崩れます。
4本のセットポイントをしのぎ、2本のタイブレークをものにしてつかんだ僅差の勝利。
父親の教えを守り、戦う姿勢を貫き通したS.ジョンソン選手の気持ちが伝わって来ます。
それにしても、負けたチョリッチ選手の態度はいただけません。
S.ジョンソン選手は、地面にひざまずき、泣き崩れます。
4本のセットポイントをしのぎ、2本のタイブレークをものにしてつかんだ僅差の勝利。
父親の教えを守り、戦う姿勢を貫き通したS.ジョンソン選手の気持ちが伝わって来ます。
それにしても、負けたチョリッチ選手の態度はいただけません。
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6.その他のニュース
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7.編集後記
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ジョンソン選手はいかにもアメリカのアスリートらしいテニス選手です。
学校で一番運動神経が良くて、体も大きい人が、野球でもバスケでもアメフトでもなく、たまたまテニスをやっていた感じの選手です。
実際、ジョンソン選手は大学卒業後、プロに転向しています。南カリフォルニア大学在学中にNCAAテニス選手権で2回優勝し、自分のテニスに対する自信をつけた後、プロになっています。カレッジスポーツが盛んなアメリカっぽいですね。
プレースタイルは、ファイタータイプです。多彩なショットを操り、ボールを左右に打ち分けて相手を翻弄するような器用なイメージはありません。188cmの長身からサーブを打ち、力強いショットを相手コートにどんどん打ち込んでいきます。また体力があり、精力的に走り回ってディフェンスをするタイプです。この辺は多分に父親の影響を受けていると思われます。
ポジティブなイメージがあるジョンソン選手が、人前で涙を流すことは正直想像できませんでした。しかも、ひざから崩れ落ちて、地面に突っ伏している姿を見ると、父親を亡くしたことがよほど辛いんだろうな、というのが伝わって来ます。
テニスは1月にシーズンが始まると、11月の最終戦までほぼ休みなく、毎週のように大会が開催される過酷なスポーツです。ランキングを維持するために、この過酷なスケジュールに合わせて大会にエントリーし、どんどん試合をこなしていく必要があります。
ジョンソン選手も父親を失った後、心の整理が付かないままツアーに復帰しているようです。それでも父親の教えを守り、戦う姿は失っていません。
次の3回戦は今年絶好調のティエム選手と対戦します。ティエム選手もガッツのある選手なので、気持ちが激しくぶつかる好ゲームを期待しています。
学校で一番運動神経が良くて、体も大きい人が、野球でもバスケでもアメフトでもなく、たまたまテニスをやっていた感じの選手です。
実際、ジョンソン選手は大学卒業後、プロに転向しています。南カリフォルニア大学在学中にNCAAテニス選手権で2回優勝し、自分のテニスに対する自信をつけた後、プロになっています。カレッジスポーツが盛んなアメリカっぽいですね。
プレースタイルは、ファイタータイプです。多彩なショットを操り、ボールを左右に打ち分けて相手を翻弄するような器用なイメージはありません。188cmの長身からサーブを打ち、力強いショットを相手コートにどんどん打ち込んでいきます。また体力があり、精力的に走り回ってディフェンスをするタイプです。この辺は多分に父親の影響を受けていると思われます。
ポジティブなイメージがあるジョンソン選手が、人前で涙を流すことは正直想像できませんでした。しかも、ひざから崩れ落ちて、地面に突っ伏している姿を見ると、父親を亡くしたことがよほど辛いんだろうな、というのが伝わって来ます。
テニスは1月にシーズンが始まると、11月の最終戦までほぼ休みなく、毎週のように大会が開催される過酷なスポーツです。ランキングを維持するために、この過酷なスケジュールに合わせて大会にエントリーし、どんどん試合をこなしていく必要があります。
ジョンソン選手も父親を失った後、心の整理が付かないままツアーに復帰しているようです。それでも父親の教えを守り、戦う姿は失っていません。
次の3回戦は今年絶好調のティエム選手と対戦します。ティエム選手もガッツのある選手なので、気持ちが激しくぶつかる好ゲームを期待しています。
(了)
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Copyright© Around The Court by tennisshiro, 2017 All Rights Reserved.
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